【同期器の考察】力率が変化した時電圧降下率はどう変化するか

各種特性曲線からわかることを示す

ヒステリシス曲線

Ifが減少したときVoはIfが増加する時よりも高い値をとるので、ヒステリシス特性という、加えた力を最初の状態に戻しても状態は完全に元に戻らない特性があるということが考えられた。

短絡曲線

この結果からグラフに若干のばらつきはあったもののIfとIsのグラフは直線状になる傾向があることがわかる。

これは短絡試験では磁気飽和現象が現れるほどの磁束は発生しないことになり、励磁電流を増加させても、短絡曲線はほぼ直線を保つからであることが考えられた。

外部特性曲線

この結果から、力率1、遅れ力率0.8の場合負荷電流が大きくなるにつれ、定格電圧に向かって端子電圧が下がっていき、進み力率0.8の場合端子電圧が上がっていくことがわかる。

これは力率が変化すると負荷電流の作る磁束が回転子の磁界を、力率が遅れると減少させ、力率が進むと増加させるからであると考えられる。

負荷の力率が変化したときに,電圧変動率はどのように変化するか示す

電圧変動率εは力率1、遅れ力率0.8のときは上昇し、進み力率0.8のときは下降した。

同期発電機は励磁量がある量のときに力率100%であれば定格電圧となり、励磁量が多い場合遅れ力率、少ない場合は進み力率となり、それぞれ励磁量が過不足の時に力率・電圧が増減するのでそれが反映されて力率や電圧が変動することが考えられた。

また無効電流が端子電圧の大きさに影響し、力率の低い負荷のほうが電圧変動率が大きくなると考えられた。

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